放射線の歴史  地球の熱源


 初期の地球は微惑星の衝突によって非常な高温になっていましたが、次第に冷えました。しかし冷え切らずに現在でも地球の内部が高温である理由は、放射性物質から発生する放射線のエネルギーが熱に変わっているためです。これが、地球のマントルを対流させ造山運動を起こす熱源になっています。
 その放射性物質の主なものは、ウラン、トリウム、およびカリウム40です。これらは半減期が長いため、地球が誕生してから46億年経った現在でも地中に残っています。

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