放射線の歴史  アルファ線、ベータ線、ガンマ線の発見


 1898年、イギリスのラザフォードは、ウランから2種類の放射線が出ていることを発見し、アルファ線とベータ線と名付けました。1900年には、フランスのヴィラールが、エックス線に似た透過性の強い別の放射線を発見し、ラザフォードによってガンマ線と名付けられました。
 これらの放射線の正体は、その後明らかにされ、アルファ線はヘリウム原子核が速く飛んでいるもの、ベータ線は電子が速く飛んでいるもの、ガンマ線は見えない光の仲間であることが分かりました。


この図はイメージです

すすむ トップページへ もどる