紫外線は、目に見える光の中で波長の最も短い紫色よりさらに波長が短い光で、太陽や水銀ランプなどから発生します。

 紫外線は、波長の長い方からUV-A、UV-B、UV-Cの三つの波長域に分けられます。それぞれの紫外線の特徴について見てみましょう。


各紫外線の特徴!!
UV−A 320nm〜400nmの比較的波長の長い紫外線。
紫外線全体の9割が、この紫外線。シミの原因になります。
UV−B 280nm〜320nmの波長域の紫外線。
日焼けや皮膚がんの原因となります。
UV−C 280nm以下の波長の短い紫外線。
この紫外線は、オゾン層によって吸収されるため、現在は地表に到達していない。
エネルギー量が高く、殺菌力の強い紫外線です。

オゾン層の話。
地球は誕生以来、二酸化炭素におおわれていましたが、光合成生物の出現により、大気中の酸素の濃度が増加していきました。成層圏まで達した酸素(O2)が強い紫外線を浴び、オゾン(O3)に変化。オゾン層が誕生したとされています。
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