“テーブルに置いてあったパンやみかんにカビが生えた。”こんな経験は誰にでもあるでしょう。また、それ以外にも夏に数多く発生する食中毒も微生物(大腸菌O-157、サルモネラ菌、ビブリオ属細菌など)が原因となっています。そのため、どちらかといえば“悪者”というイメージが強い微生物ですが、私達の食生活には非常に深い関わりを持っています。
日本古来の食品であるしょうゆ、みそ、納豆や、欧米で食されてきたパン、チーズ、ビールなど、私達の食卓に欠かせない“発酵食品”と呼ばれる食品は、様々な微生物の働きによって作られています。
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