人が放射線を受けることを「被ばく」と言います。
被ばくには、身体の外を飛んでくる放射線を受ける場合(外部被ばく)と、身体の中に入った放射性物質が放出する放射線を受ける場合(内部被ばく)があります。



 食物に含まれる放射性物質は、飲食によって口から入り、一部が胃腸で吸収されて血液とともに体内の各組織へ送られます。
 空気中の放射性物質は、呼吸によって肺に入り、一部が肺に留まります。
 放射性物質は、各組織に蓄積した後に腎臓などから体外に出ます。蓄積のしやすさは、放射性物質の化学的性質や組織によって異なります。
 各組織に蓄積した放射性物質から放射線が出て、体内から人体に当たります。


原爆の被害者を「被爆者」と言いますが、通常、放射線を受けることを「被ばく(被曝)」と言います。
もどる トップページへ