新着情報
成果報告会、環境研学習会、施設公開、イベントの開催・出展等に関する新着情報です。
2018年度 下期
日付はすべて開催日です。
六ヶ所村立尾駮小学校3年生 尾駮沼で野鳥観察(12月5日)
六ヶ所村立尾駮(おぶち)小学校の3年生の体験学習「尾駮沼野外観察」に、村内の野鳥に精通している当所職員の一戸一晃がゲストティーチャーとして参加しました。
寒い上に強風という悪条件の中、尾駮沼ほとりの展望スペースで野鳥観察を行いました。そんな過酷な状況の中でも子供たちはとても元気で、双眼鏡を使い野鳥を一生懸命探していました。また、ゲストティーチャーからオオハクチョウやカモ、ダイサギ等、観察できる鳥の名前や特徴について紹介がありました。
オオハクチョウ観察の様子 | 尾駮沼での野鳥観察の様子 |
成果報告会を青森県内4カ所で開催しました(10月5日〜11月22日)
排出放射性物質影響調査の成果を青森県民の皆様に報告するための成果報告会を六ヶ所村(10 月5日)、青森市(10 月11 日)、弘前市(11 月16 日)、八戸市(11 月22 日)の4 ヶ所で開催しました。4会場合わせて278 名の参加者があり、活発な質疑応答も行われました。成果報告として、以下の2課題の報告を行いました。
「牧草への放射性セシウム移行低減に向けて」 環境影響研究部 武田 晃
「母体内おける放射線被ばくの影響を調べる」 生物影響研究部 中平 嶺
武田研究員からの報告の様子 | 中平研究員からの報告の様子 |
これら調査の報告に加え、各会場において基調講演を実施しました。青森市では元NHK ニュースキャスターで気象予報士の村山貢司氏をお招きし、「最近の気象とエネルギーのはなし」と題してご講演頂きました。弘前市では、放射線治療に医師として長年携われるとともに福島での事故後の対応に尽力されている東京大学医学部の中川恵一氏をお招きし、「がんと放射線、本当のこと」と題してご講演頂きました。また、六ヶ所村、八戸市では、(一財)脳神経疾患研究所附属南東北BNCT 研究センターの井良尋氏をお招きし、「がん放射線治療の最前線〜がん細胞を選択的に破壊するホウ素中性子補足療法〜」と題してご講演頂きました。
その他、六ヶ所村、八戸市においては公益財団法人日本海洋科学振興財団の小藤久毅研究員から「下北半島太平洋側沿岸における流れの変動の伝播について」の研究報告も行いました。
村山氏の基調講演の様子(青森市) | 井氏の基調講演の様子(八戸市) |
「ろっかしょ産業まつり」で理科教室を開催しました(11月3日・4日)
11月3日、4日の週末の2日間にわたり、六ヶ所村尾駮漁港で開催された「ろっかしょ産業まつり」において、毎年恒例の「理科教室」を開催しました。 今年は科学工作体験として「手作りカイロ作り」、お祭りの定番!「ヨーヨー釣り・おもちゃすくい」を行いました。
2日間にわたって多くの方々にご参加いただき、盛況のうち、無事に終える事ができました。
科学工作体験の様子 | おもちゃすくいの様子 |