新着情報

成果報告会、環境研学習会、施設公開、イベントへの開催・出展等に関する情報です。

2014年度 下期

日付はすべて開催日です。

 ← 2015年度上期 2014年度上期 →


六ヶ所村立尾駮小学校3年生 尾駮沼他で野鳥観察(2月10日)

 六ヶ所村立尾駮(おぶち)小学校の3年生(39名)の体験学習「尾駮沼野外観察」に、村内の野鳥に詳しい当所職員の一戸一晃がゲストティーチャーとして参加しました。

 今年一番の寒気が押し寄せた氷点下の荒天の中、最初に尾駮沼ほとりの展望スペースで野鳥観察を行いました。あらかじめ、白鳥、かも、その他の鳥を数えるグループに分けられた子供たちは双眼鏡を使い、鳥の数を一生懸命数えていました。またゲストティーチャーからオオハクチョウやマガモ、ダイサギやカモメ等、観察できる鳥の名前や特徴について紹介がありました。

 続いて、六ヶ所村スワニーへと移動し、建物の軒下を冬季間の塒(ねぐら)にしているハヤブサの観察を行いました。荒天のため狩りに出かけず塒(ねぐら)で待機していたようで、2羽のハヤブサをばっちり観察することができ、子供たちも大喜びでした(ハヤブサの写真はこちら 2014年2月2014年10月)。

尾駮沼での野鳥観察の様子 スワニーでのハヤブサ観察の様子
尾駮沼での野鳥観察の様子 スワニーでのハヤブサ観察の様子

ろっかしょ産業まつりで「環境研理科教室」を開催(11月1、2日)

 六ヶ所村尾駮漁港で開催されたろっかしょ産業まつりにおいて、毎年恒例となっている「環境研理科教室」を開催しました。

 今年は「CDホバークラフトを作ろう」、「お祭りの定番!ヨーヨー釣り・おもちゃの熱帯魚すくい」を行いました。CDホバークラフト作りは、音楽やパソコンのデータを記録するコンパクトディスク(CD)の穴にパイプを取り付け、そのパイプに膨らませた風船を付けて吹き出す空気の力で浮上して動くホバークラフトのようなものを製作する体験です。実際に動かしてみる体験エリアでは、軽く横から押しただけで進んでいくCDホバークラフトを楽しそうに体験している子供達が多く見られました。

 またヨーヨー釣り・おもちゃの熱帯魚すくいは子供だけでなく大人も参加し、多くのヨーヨーや熱帯魚を釣り上げようと真剣に取り組む様子が見られました。

 今年も非常に盛況で、出展した私たちも楽しめる良いお祭りとなりました。

災害対策本部のの様子 消火栓取扱訓練の様子
CDホバークラフト作りの様子 ヨーヨ釣りの様子

平成26年度総合防災訓練(10月9日)

 環境科学技術研究所全所において総合防災訓練を行いました。毎年秋に行っているもので、今回は震度4の地震が発生し、閉鎖型生態系実験施設で負傷者と火災が発生するというシナリオで行いました。

 全ての施設で予め決められている避難場所に集合して点呼を行い施設の安全確認を行った後、本館に災害対策本部を設置し情報収集にあたるとともに、閉鎖型生態系実験施設で発生した負傷者の救急対応や火災の初期消火対応、通報、災害対策本部への報告などについての訓練や手順の確認を行いました。

 また、総合防災訓練終了後、閉鎖型生態系実験施設に設置されている消火栓を使い、消火栓取扱訓練を行いました。

 環境研で働く職員の防災技術・意識の向上に役立つ訓練となりました。

災害対策本部のの様子 消火栓取扱訓練の様子
災害対策本部の様子 消火栓取扱訓練の様子

六ヶ所村立尾駮小学校4年生 尾駮沼たんけん 秋の部(10月2日)

 今年2回目となる六ヶ所村立尾駮(おぶち)小学校の4年生の体験学習「尾駮沼たんけん」に環境研から3名の職員(植田真司、一戸一晃、坂田洋)がゲストティーチャーとして参加しました。

 今回は、ひと夏越した秋の沼を探検し、夏前(7/14)の探検時との違いを見つけようというテーマで行われ、前回と同様、子供たちは2グループに分かれ、「乗船探検」、「沼辺探検」を交互に行いました。

沼沖合での観察の様子 沼での観察の様子
沼沖合での観察の様子 沼での観察の様子

 乗船探検では網に入った水生生物の採取や観察や野鳥観察を行い、沼辺探検では沼の中に入って沼辺や沼底の観察、沼底の植物や小エビやカニなどの採取・観察を行いました。前回の探検時と比べると、沼底や沼辺の植物が多くなっており、また小エビやカニなども前より大きいものが多いという子供たちの意見がありました。

 採取された植物や生物は学校に持ち帰り、更に詳しく調べる予定になっています。

 ← 2015年度上期 2014年度上期 →