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2019年度

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放射線照射室での遮蔽体を使った予備実験を実施

 次期研究計画にある幼若期の被ばく影響実験調査に向け、先端分子生物科学研究センターの連続照射室（1）において 400mGy/日と 100mGy/日の放射線照射が同時にできるよう、放射線の線源に遮蔽体を取り付けて照射を行い、線量測定を実施しました。

 放射線源であるセシウム137のペレットの上昇・下降ガイド用円筒である線源プロテクションカバーに、厚さ25mmのステンレス鋼（SUS304）製の半円筒遮蔽体を特注・作製し、取り付けました（写真参照）。連続照射室(1)では、マウスケージを乗せるための照射用架台が9架台、線源から約2.5mの距離となるよう円周上に配置してあり、本予備実験により、4架台の 400mGy/日の照射用架台については線量測定が終了し、残り5架台の 100mGy/日となる照射用架台については今後測定を進める予定です。

写真1　遮蔽体なしの線源プロテクションカバー 写真2　線源カバーに半円筒遮蔽体を取り付けた状態

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