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北大、量研機構との研究成果が NHK BS1 で放映予定

 当所の環境影響部の海野佑介研究員が北海道大学の信濃卓郎教授や、量子科学研究開発機構尹永根主任研究員と進めている「根圏イメージング」の研究内容が、NHK BS1 にて 2022年8月11日(木・祝)午後9:50 から 午後10:40 に放映される番組「カーボン・ファーミング」にて紹介されます。

 私たちの足元にある土壌は、気候変動を抑える強力なツールになり得ると考えられています。「カーボン・ファーミング」はリジェネラティブ(環境再生型)農業とも呼ばれ、空気中の炭素を土壌に取り込ませ、『土壌の生態系のはたらき』を活用することにより、土壌の耕起や化学農薬・化学肥料の使用量を減らし、持続可能性の高い食糧生産を目指す農法です。「カーボン・ファーミング」ではアメリカや日本で「カーボン・ファーミング」に取り組む農場経営者を訪問し、それらの取り組みが紹介されます。また、これらに加えて、「カーボン・ファーミング」の科学的根拠に関連した研究に取り組む研究者の活動が紹介され、それらの活動の一つとして海野研究員らが取り組む『根圏イメージング』の研究が紹介されます。

 当所では、ヒト及び環境生態系における放射性物質の動態並びに線量評価に関する研究を行っています。その一環として、化学肥料の使用量や農業資材の投入量を操作した試験圃場を用いることで、『土壌の生態系のはたらき』が放射性物質の土壌から作物への移行に与える影響について調査しています。

化学肥料の使用量や農業資材の投入量を操作した試験圃場

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