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科学コミュニケーション能力向上に関するセミナー開催(12月26日・27日)

 環境科学技術研究所では、地域との双方向コミュニケーションの視点を重視した理解醸成活動を進めており、その一環として、地域とのコミュニケーションスキルやノウハウをより高めていくための全所員を対象としたセミナーを六ヶ所村尾駮コミュニティーセンターにて12月26、27日に開催しました。

 理解醸成活動をより効果的・効率的に進めるためには、六ヶ所村に立地する当所はもちろんのこと、地域の関連機関が協力してそれぞれの立場で役割を果たすことが重要であるとの観点から、周辺の自治体及び関連の研究機関である青森県、六ヶ所村、東通村、横浜町、青森県原子力センター、青森県量子科学センター、量子科学技術研究開発機構六ヶ所研究所、日本原子力研究開発機構青森研究開発センター、日本海洋科学振興財団むつ海洋研究所からも21名の参加を頂き、当所の職員を含めて合計86名が参加しました。

 主講師として、茨城県東海村を中心に長年にわたり原子力に関するリスクコミュニケーションを実践し、当所の共創アドバイザーである日本原子力研究開発機構(JAEA)核燃料サイクル工学研究所の 菖蒲 順子あやめ じゅんこ 氏をお招きし、「JAEAサイクル研における地域でのコミュニケーションの実践」と「コミュニケーションのコツ(聴く・話す技術)」について参加者のロールプレイ学習を含めた講義をして頂きました。

 参加者は講義の受講だけでなく、コミュニケーションの実践や議論にも熱意を持って取り組んでおり、理解醸成活動の新しい一歩を踏み出すことができたと感じています。今後も、地域とのコミュニケーションを進めるため、引き続きこのような取り組みを進める予定です。


菖蒲順子氏(JAEA)の講演 コミュニケーションのコツ(傾聴のロールプレイ)
コミュニケーションの課題等についての議論 菖蒲順子氏(中央)を所外参加者と囲んで

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