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環境科学セミナー(六ヶ所村)を開催(9月7日)

 六ヶ所村文化交流プラザ・スワニーにて日本海洋科学振興財団(以降「海洋財団」という)と共催で環境科学セミナー「うみとうみの生物」を開催しました。当セミナーは、青森県から当所及び海洋財団が受託している調査研究の成果について青森県民を中心とする方々に紹介し、理解を深めて頂くために開催しているものです。

 第一部では、東京海洋大学教授の神田穣太氏から海洋の現況について「変わりつつある海 〜これまでとこれから〜」と題する基調講演を、北海道大学名誉教授の帰山雅秀氏から魚(サケ類)に関する最新の知見について「地球温暖化がサケ類に及ぼす影響 〜縄文海進から学ぶ〜」と題する基調講演を頂きました。続いて第二部成果報告では、当所及び海洋財団から、再処理施設の操業により海洋排出が想定されているトリチウムに焦点をあて、過去の環境中トリチウム濃度の変遷や海洋での流れ、魚への移行に関する成果等を発表しました。

 また、当所及び海洋財団の調査紹介パネル展示及び霧箱やスパークチャンバーといった放射線観測装置展示を行い、多くのお客様と対話することができました。

 当日は、100名を超えるお客様をお迎えし、盛況のうちに会を終えることができました。ご来場された方には厚く御礼申し上げます。

 なお、環境科学セミナーは青森市(10/13)、弘前市(11/17)、八戸市(11/30)でも開催予定ですので、是非、お越しください。


神田穣太 氏 帰山雅秀 氏
基調講演の様子 パネル展示の様子


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再処理施設(再処理工場)      (外部:排出放射性物質影響調査HP)

トリチウム             (外部:排出放射性物質影響調査HP)

成果報告会開催予定         (外部:排出放射性物質影響調査HP)



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