新着情報
成果報告会、環境研学習会、施設公開、イベントの開催・出展等に関する新着情報です。
2025年度
トリチウムの生体影響に関するワークショップを開催しました(10月1日)
トリチウムの生体影響研究の今後の展望について議論するための専門家向けのワークショップを先端分子生物科学研究センター(AMBIC)で開催しました。日頃から環境研のトリチウム影響研究に助言をいただいている専門家に加えて、関連する国内の研究者を招聘して開催したものです。
3つのセッションに分けて議論をし、最初の「個体発生の基礎的機構とリスク予測」では、胎仔期の放射線影響やリスク予測のためのモデル化について、次の「酸化ストレスおよび神経機能障害に関する最新知識」では、放射線によるミトコンドリアや認知機能への影響について、最後の「ラマン分光による細胞解析の展開」では、ラマン顕微鏡を用いたトリチウム生体影響研究の可能性について活発な最新情報の交換が行われました。
上記の議論に加えて、環境研のトリチウム影響研究の現状と今後の計画についても紹介し、多くの助言を得ることができました。
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ワークショップの様子 | 集合写真 |