太陽望遠鏡

明るく輝く太陽を、肉眼や普通の望遠鏡で見ると非常に危険ですが、特殊な装置(減光フィルター)を装着した太陽望遠鏡で観察すると、黒点やプロミネンスなど、太陽の真の姿を見ることができます。

大昔から、地球にたくさんの“恵み”を与え続けてきた太陽からも放射線が出ています。 大量のエネルギーがつねに作り出されている太陽の中心部の温度は1600万℃といわれ、そのエネルギーは20万から100万年もの長い時間をかけて、太陽表面に運ばれます。 おだやかに見える太陽の表面でも活動はおこなわれ、それにともなってエックス線などの電磁波を放出しています。大規模な爆発が起こると、陽子や電子などの粒子やガンマ線も放出しますが、私たちのすむ地表まで届くのは、可視光や電波、赤外線と紫外線の一部です。

太陽のいろいろな表情

Hα光で撮影

〜水素から出る光(Hα光)で見る〜
Hα光 Hα光
Hα光 Hα光

白色光で撮影

〜可視光(人間の目で見える光)で見る〜
可視光 可視光
可視光 可視光

2006年11月9日に太陽望遠鏡で観測した水星の太陽面通過の様子です

水星

2012年6月6日に太陽望遠鏡で観測した金星の太陽面通過の様子です

金星

>>詳細はこちら

※ 利用やお問い合わせは、こちらよりご相談ください。