新着情報

成果報告会、環境研学習会、施設公開、イベントの開催・出展等に関する情報です。

2015年度 下期

日付はすべて開催日です。

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今年も恒例の冬期理科教室を開催しました(2月20日)

 六ヶ所村教育委員会のご協力をいただき、毎年恒例となっている冬期理科教室を開催しました。今年は村内小学校3校から5,6年生(約100名)を対象に2月1〜18日にかけ4回に分けて行いました。

 今年のテーマは、「ものが固まる」という現象に焦点をあてた「レプリカハンド(石こう手型)作り」を行いました。隔年で実施しているテーマで、子供たちに大変好評な内容となっています。 手の型をとる際に型どり材が固まるという現象を体感できるとともに、石膏が固まるときの発熱現象も体験でき、その変化に驚きの声があがっていました。完成した手型は手のしわや血管がきれいに再現されており、参加者は皆満足の出来上がりのようでした。生徒たちの思い出の品になれば良いと思います。生徒たちの熱気に圧倒されながらも、楽しく過ごすことができた理科教室でした。

尾駮小6年生の記念撮影の様子
尾駮小6年生の記念撮影の様子

六ヶ所村「ロックTV」で環境科学技術研究所の紹介番組が放送されます(12月18日)

 六ヶ所村が運営する六ヶ所コミュニケーションテレビ「ロックTV」では、村内に立地する機関や企業の施設概要や業務内容を紹介するアラカルトBOXという番組が放送されています。今回、環境科学技術研究所が紹介されることとなり、12月15日に先端分子生物科学研究センターにおいて生物影響研究部を対象に、12月17日に全天候型人工気象実験施設を中心に環境影響研究部を対象に撮影が行われました。リポーターとして六ヶ所村出身でフリーアナウンサーとして活躍している橋本麗奈さんが来所され、当所の研究員、職員に様々な質問をしながら施設や研究内容を紹介する形で撮影が進められました。

 15日の生物影響研究部の撮影では、小村生物影響研究部長が研究概要を紹介した後、研究で使用しているマウスの飼育管理を担当している米谷学職員から先端分子生物科学研究センターの動物飼育施設や放射線照射施設の紹介、寿命試験の紹介や田中聡研究員から寿命試験で行われた病理解析の結果について、また、香田淳研究員からはマウスへの低線量率放射線の長期連続照射によって発生する染色体の突然変異を検出する調査について、紹介がされました。

 また、17日の環境影響研究部の撮影では、植田真司研究員から環境影響研究の研究概要を紹介した後、全天候型人工気象実験施設の大型人工気象室を使って牧草への放射性ヨウ素の移行に関する調査を行っている川端一史研究員から、施設の概要や調査内容について、また、柴田敏宏研究員からは青森県産の代表的な海産物であるヒラメへのトリチウムの移行に関する調査について、実際に実験を行っている現場で説明がされました。

 今回の紹介番組を通じて、環境科学技術研究所の研究内容や実施している研究の必要性がより多くの村民の皆様にご理解頂ければ幸いです。放送は2月中旬から始まり、六ヶ所村内で放送される予定です。また今後、環境研のホームページでも配信できるよう調整を進めています。ご期待ください。

マウスの飼育方法について説明する様子 海産物に関する研究を説明する様子
マウスの飼育方法について説明する様子 海産物に関する研究を説明する様子

救命講習を実施しました(11月20日)

 11月17日から19日の3日間にわたり、本館及び先端分子生物科学研究センターにおいて普通救命講習を行いました。本講習会は、六ヶ所村消防署員を講師としてお招きし、成人への心肺蘇生方法や自動体外式除細動器(AED)の取り扱い方法などを学び、身近で起こりうる突発的な救命への対応に備えるとともに、職員の意識の向上を図ることを目的として実施しています。 実際に人体モデルを使用し、周囲への協力の呼びかけや通報の依頼、心肺蘇生からAEDの使用などの救命措置の一連の手順を確認し、受講者全員はその手順に従い実習を行いました。

救命講習の実習の様子
救命講習の実習の様子

総合防災訓練を行いました(10月15日)

 環境科学技術研究所全所において10月15日、総合防災訓練を行いました。毎年この時期に、異常発生時の対応や防災技術・意識の向上のために実施しているものです。今年度は、地震発生及び大津波警報が出たとの想定で行われ、避難方法や事故対策本部での対応に関する手順の確認を行った後、先端分子生物科学研究センターにおいて消火栓や消火器を使った消火訓練が、消防署の指導のもと、行われました。

事故対策本部の様子
事故対策本部の様子

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