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環境影響研究部の植田主任研究員が海洋理工学会から論文賞を受賞(6月9日)

 環境影響研究部の植田主任研究員(同部環境研究グループリーダー)が、海洋理工学会から、当該学会誌に発表される海洋学及び海洋理工学に関する過去2年の論文の中から最も優秀な論文に対して贈られる論文賞を受賞しました。植田主任研究員は、大型核燃料再処理施設が立地する六ヶ所村にある尾駮沼、鷹架沼やその集水域といった汽水域に関する研究に精力的に取り組み、2016年に発表した論文「青森県汽水湖鷹架沼における流況と塩分躍層の構造特性」が高く評価されたものです。授賞式は海洋理工学会平成29年度春季大会(東京海洋大学楽水会館)で 6月9日に行われました。

 受賞理由は以下の通りです。

 本論文は青森県汽水湖鷹架沼における放射性核種の挙動について数値モデルを利用して予測するための基礎情報、検証データを取得することを目的とした流況調査を実施し、流況と成層構造を明らかにしたものである。これまでの研究により放射性核種や浮遊物質などの環境水中での挙動を数値モデルで予測するためには、物理場が重要となることはよく知られている。近年の研究では、本論文のような広範囲における現地調査を行わず、限られた現地調査を利用した数値モデルによる流動場の予測手法が多くなっている中、筆者らは鷹架沼を横断するラインかつ長期間の調査結果から流況、塩分躍層形成について解析行い、防潮堤による複雑な流れがあることを示した。さらに、数値モデルによる流動場の再現に必要となる課題を抽出した。この研究方針は、他の海域・湖沼等への解析を行う場合の有効な資料および有益な示唆となる。 
 AMSTEC 海洋理工学会 ホームページから転載 )

受賞の記念撮影 授賞式の様子
受賞の記念撮影
(右側が植田主任研究員、左側は海洋理工学会会長の千賀康弘氏)
授賞式の様子

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